おすすめできる敷布団と選び方

ベッドと敷布団、併用がNGって本当?
適切な使い方で寝心地アップ!

2017.11.20

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日本人の3人に1人がベッド派と言われています

現在のようなベッドが日本に輸入され始めたのは戦後とされており、歴史としてはそこまで長いものではないようです。
フランス製のベッドが最も早く日本の市場に参入し、当時は高所得層にとても人気でした。
昭和30~40年にかけては、フランスベッドが市場を独占していたそうです。
その後フランスベッドの参入が成功した様子をみて、他国のベッドメーカーも日本の市場に参入し始めました。
同時に、日本は高度経済成長期に突入し、国民の所得が増えるとともにベッド市場も拡大しました。
ベッドはバブル時に売れ行きが伸びて、一般家庭に普及が進んだといわれています。
さらに、団塊世代の子供たちが住宅購入のタイミングで寝室にベッドを取り入れるようになり、今のような「ベッドがある寝室」というのが当たり前になりました。

少し前の調査にはなりますが、平成17年の調査によると、世帯別にみて6割程度がベッドを利用しているということがわかっています。
(参考)
当時のベッドはダブルサイズやキングサイズなど大型なものが一般的で、個人で使うものではなく家族で使うものという認識が高かったとされていたため、調査対象を全体人口ではなく世帯にしぼって割合が算出されていたようです。

現在は安価なシングルタイプのベッドの普及によって、ベッドは家族だけでなく個人でも使える寝具として認識されています。
人口でみる普及率は30~40%程度とされており、3人に1人がベッドを寝具として選んでいるイメージです。

マットレスは3種類からお好みでチョイス

マットレス

ベッドとセットで購入されることの多いマットレスには、どのような歴史があるのでしょうか。
本格的なマットレスが誕生したのはヨーロッパで、時代は18世紀ごろといわれています。
袋のなかに藁や綿を詰めていた簡素なものから、現在のマットレスに近い羽毛や獣の毛を入れたコンパクトな形状に進化したそうです。
19世紀には金属でできたマットレスが流行り、1920年ごろにはスプリングマットレスが開発されました。
そして、ベッドフレームとともに日本に輸入され、高度経済成長期から普及し始めました。

ベッド用マットレスの種類は大きく分けて、コイル式、ウレタン式、ウォーター式があります。
コイル式はポケットコイルとボンネルコイルの2種類に分かれ、それぞれ特徴が異なります。

ポケットコイルはその名の通り、ポケットのような袋にコイルが一つ一つ入っていて、袋がマットレスの内部に隙間なく並んでいる構造となっています。
袋の中のコイルが独自に伸縮することで、体のラインにフィットしやすいとされています。
ですが、一つ一つのコイルが独立している構造上、たくさんのコイルが必要になります。
コイルの数だけ重量が増えるのでマットレス自体が重くなるという弱点もあるようです。

一方、ボンネルコイルは、一般的なマットレスによく使われる構造で、コイルを裸の状態で全体に配置してそれぞれを連結しています。
ポケットコイルと比べて安価なものが多く、クッション性と支える力のバランスが良いとされています。
バネが並列して連結されているので横揺れに弱くなり、ギシギシという音が気になる場合があります。

また、ウレタン製のマットレスとしては、独特なクッション性が癖になる低反発のマットレスが有名です。
寝心地がいいと評判ですが、通気性はあまりよくないので、特に夏場は湿気がこもってしまうようです。

最後に、高所得者層の間で一時期流行していたウォーターマットレスですが、現在は製造も縮小傾向なようです。
ウォーターマットレスには、コイルやウレタンの代わりにクッション材として大量の水が入っています。
水面に浮いたような感覚で寝ることで、快眠効果があるといわれています。
体を支えられるほどの水量が入っているため全体が重くなり、頻繁に持ち上げたり移動させることは難しいようです。
水温を調整するヒーターが搭載されていて、マットレス自体の温度を変更出来るのも特徴です。
夏場は水温を下げてひんやりとさせて、冬場は水温を上げて暖かくできますが、その分電気代がかかります。

明治時代に現在と同じような敷布団が誕生

布団

ベッドとマットレスについて解説しましたが、日本人はもともと敷布団で寝る民族だったはずです。
敷布団の成り立ちから現在に至るまで、みていきましょう。

江戸時代に入るまで、武士や上級身分の人々は、畳を敷布団として使っていました。
そんな敷布団としての役割を持つ畳が、庶民に普及し始めたのは江戸時代中期とされています。
さらに農民に普及したのは明治時代だったことから、敷布団としての畳の歴史はそこまで古くないことがわかります。
明治に入ったころ、安い外国産の綿が輸入されたことにより、木綿製の布団が富裕層を中心に流通し始めました。
通気性の高い畳で寝ていた時と違って、湿気がこもりやすい綿の布団は、カビの発生という新たな悩みを生みました。
そこで、通気性をよくするために、現在でも行われている布団の上げ下ろしという習慣が始まったとされています。

明治21年に日本初の布団屋として、京都の業者により布団が販売されました。
しかし、庶民にとっては布団屋が仕立てた高級布団には、なかなか手が届かないのが実情でした。
昭和の戦前までは、布団は家庭で作るものと認識していた世帯も多かったようです。
1950年ごろでも、わらで手作りした藁布団を使用していた家庭があったという文献も残っています。
高度経済成長期が訪れると同時に国民の所得が増加したので、敷布団を当たり前のように誰もが使えるようになりました。
現在は昔からある木綿の敷布団だけでなく、高反発敷布団のような高機能な寝具が続々と登場しています。

ベッドに敷布団を敷くのは基本的にNG

NG

ベッドやマットレス、敷布団について解説しましたが、正しい組み合わせ方について意外と知らない方も多いようです。

実は、ベッドに敷布団を直接敷くのは原則的には禁止事項とされています。
なぜなら、「底付き感による硬さが気になる」、「体の節々が痛くなる」、といった意見が多く、寝心地が悪くなる可能性が高いからです。

中には、敷布団で寝ることを考慮して作られる「すのこベッド」というものがあります。
すのこベッドに直接敷布団を敷く場合のメリットとしては、マットレス特有の柔らかさや弾力性が苦手な方にとって、木材特有の硬い感触がちょうどいいという点です。

デメリットとしては、すのこだとしても湿気がこもりやすいので、カビの発生に注意が必要です。
通常の敷布団と同様に定期的に日干しを行ったり、除湿シートをすのこと敷布団の間に挟むといった方法で工夫することで、カビを引き起こすリスクが低くなるようです。

「ベッド+マットレス+敷布団という併用はどうなの?」と不安な方もご安心下さい。
マットレスと敷布団の重ね方については、次で詳しく解説します。

ベッドにマットレスを置く場合、敷布団は必要ないとされています

マットレス

敷布団と併用すると、マットレスの機能を存分に発揮できません

すのこベッドは別として、通常のベッドで寝る場合は直接敷布団を敷かずに、まずはマットレスを敷くのが一般的だということがわかりました。
では、マットレスの上に敷布団を重ねるという使い方は正しいのでしょうか。

実は、マットレス本来の力を発揮できないといった理由で、敷布団を重ねる使い方はNGとされているケースが多いようです。
つまり、ベッドを使って寝る場合は、敷布団は必要ないということになります。

マットレスにはコイルやウレタンを中心に数種類に分かれていて、それぞれに体圧分散性や吸湿性、放湿性といった高い機能性があります。
これらの機能は、マットレスに直接人間が寝ることで、発揮されるように作られているのです。
敷布団を重ねることでせっかく備わっている高い機能が発揮できず、かえって体に悪影響を及ぼす場合もあります。
敷布団をマットレスの上に重ねた場合、床やベッドに直接使う時よりも下のマットレスが柔らかいので、腰のあたりが必要以上に沈み込んでしまいます。
寝返りがしづらくなり疲れが取りづらく、腰痛の原因になる可能性もあるので要注意です。

マットレス用のパッドやカバーがおすすめ

マットレス

パッドには汗染みやカビを防ぐ役割があります

ベッドで寝る場合、マットレスに敷布団を重ねるのは禁物だということがわかりました。
かといって、マットレスに直接肌を接して寝るとなると、汗や汚れが気になりますよね。

マットレスによっては、洗浄が簡単な場合や汚れがふき取りやすいものもありますが、
たいていは丸洗いが難しいものが多いので、汚れを防ぐものが必要になります。
一般的に推奨されているが、マットレス専用の敷きパッドやボックスカバーです。
敷きパッドにはいくつか種類があり、季節や気温によって使い分けるのがおすすめです。

ウール製は吸湿性が高いのが特徴で、週に一度程度の陰干しが推奨されています。
保湿性もいいので冬場は特に暖かい寝心地が味わえます。

木綿製のものは吸湿性は高い反面、放湿性がやや低いため、週に2、3度は日干しした方がいいとされています。
天然素材特有の柔らかな温もりと手触りの良さとが長所といえるでしょう。

ポリエステル製のものは、吸湿性はウールや木綿に劣りますが、家庭で洗濯可能なので清潔に使えるというメリットがあります。
好みの寝心地にや季節に応じて、買い替えがおすすめです。

季節ごとにカバーの素材を変えて寝心地を調整

カバーにはボックスシーツ型とマットレスカバー型があります。

ボックスシーツ型は、ゴムが入った部分を広げてマットレスにセットします。
表側はすっぽりと覆われ、裏側はマットレスの表面がむき出しになります。
簡単に装着出来ますが、その分外れやすいため、むき出しの面が汚れやすいというデメリットがあります。

マットレスカバー型は、マットレスを完全に包み込み、ファスナーで閉じるタイプのものです。
ボックスシーツ型より取り外しが面倒ではありますが、全面覆っているので汚れ防止になり、ふとした時に外れる心配もありません。

カバーのサイズに関しては、既成品はもちろん、意外と手ごろな価格でオーダー可能なカバーもあるようです。

夏場はひんやりする冷感素材や、麻のような天然素材を使用するのがおすすめです。
冬場はボアタイプやフランネル素材に変えて、季節を意識して調整することで快適に寝ることが可能だといわれています。
好みや予算に応じて選び、洗濯用に3枚程度は用意しておくと便利です。

人によっては、マットレス向けの薄手の敷布団を敷くことで、寝心地が改善されるケースがあります。
冬場にスプリングからの金属特有の冷たさを体に感じる場合、パッドやカバーに近い薄手の敷布団をマットレスの上に敷くのがおすすめです。
特に、キャメル敷布団と羊毛敷布団は、暖かさと薄さを兼ね備えている素材として人気です。
マットレスに重ねてもマットレスの高い機能性を損なわず、年中暖かく使用できます。
パッドもカバーも両方とも、一年を通してずっと使い続けることが重要です。

畳や床に敷布団を敷く際は、こもる湿気に注意

ベッドメイク

敷布団を一枚で使うなら、パッドを挟むと湿気が軽減

日本では古くから、畳に敷布団を直接敷いて寝ていました。
古典的な寝具の使い方ですが、現代社会において最も良い方法かというと、そうではないようです。

畳に敷布団を直接敷く長所としては、畳特有のにおいに癒されるという意見があります。
大自然をイメージさせるい草の香りは、精神的に疲れている時にリラックス効果が期待できそうです。
好みによっては、畳の硬さがちょうどいい寝心地を提供してくれる場合もあります。
一方、畳の通気性をもってしても、カビやダニの発生を完全に防ぐことは難しいと言われています。
マットレスとまではいかなくても、湿気を吸い込むような機能のあるパッドを畳と布団の間に敷く方法が推奨されています。

フローリングで寝るメリットとして、寝心地に硬さを求める方には向いているかもしれません。
デメリットとして、ほこりの舞いやすさがあげれれます。
ほこりやハウスダストを睡眠中に吸引することで、アレルギーを引き起こす可能性があります。
さらに、床の冷気が敷布団に伝わりやすいので、冬場は特に寝ている間に寒気を感じることもあります。
敷布団をフローリングで一枚で使うのであれば、硬めで厚みがある木綿の敷布団がおすすめです。
また、フローリングで寝る場合は畳以上に湿気がこもりやすいされているため、畳同様に除湿効果のあるマットレスやシートを床と敷布団との間に挟むことをお勧めします。

畳や床用マットレスをプラスすれば、寝心地がより上質に

畳や床で寝る上で寝心地を追求したい方は、お使いの敷布団にマットレスやパッドをプラスするのがおすすめです。
薄い素材の敷布団を一枚で使う場合、どうしても底付き感覚があり、体の節々に傷みが生じて寝心地が悪くなる可能性があります。
敷布団が厚み不足なら、畳や床に敷くことを前提としたマットレスや敷きパッドを足すと、底付き感や冷える感じが軽減されるようです。
敷きっぱなしにすると湿気がたまりカビの温床になってしまうので、敷布団だけでなくマットレスもこまめに日干しや陰干しが必要です。

良質な睡眠に効果的なのは、ベッドにマットレスタイプ

睡眠の質に関する表

ベッドで寝るなら、マットレスとパッドを併用するのがおすすめ

すでに解説しましたが、ベッドに敷布団を直接敷いて寝る方法は、寝心地と寝具両方に悪影響を及ぼす可能性があります。
すのこベッドのような硬い感触が好みの場合は寝心地が良くなるケースもありますが、基本的にはベッドに敷布団を直接敷くという使い方はおすすめできません。
睡眠の質としては、あまりいいものではないでしょう。

ベッドで寝る際にマットレスと敷布団を併用する場合は、マットレスの機能性を抑制してしまう可能性があります。
マットレスが持つ能力が発揮されていないという点では、もったいない使い方と言えます。
睡眠の質としては、敷布団がない方が良い睡眠を取ることが可能でしょう。

最も適切なベッドの使い方は、ベッドにマットレス、さらに汚れ防止のパッドやカバーを重ねるパターンとされています。
マットレスが持つ体圧分散性や通気性といった高い機能を、存分に発揮出来るからです。
さらに、パッドやカバーを併用することで、汚れや汗がマットレスに浸透するのを防ぎ、カビやダニの抑制にも効果が期待できます。
最も良質な睡眠が可能なベッドの使い方だといわれています。

畳や床で敷布団を使いたいなら、パッドやマットレスでボリュームアップを

マットレス特有の弾力がある寝心地が苦手で、硬めの方が熟睡出来るタイプの方にはぴったりなのが、畳や床に敷布団を敷くパターンです。
床の硬さや冷気により血行不良を引き起こす場合もあるため、腰痛でお悩みの方にはあまりおすすめできません。

畳や床に敷布団で寝ることにこだわりがある方は、畳や床向けのマットレスを併用して、寝心地をさらに向上させてみてはいかがでしょうか。
畳や床向けのマットレスはベッド用のマットレスとは違い、三分割もしくは四分割に折り畳みが可能なタイプがあり、布団の上げ下げを考慮したデザインになっています。
畳や床の硬さも残しつつ、ほどよいクッション性を補填してくれるので、寝心地が格段に良くなるとされています。

安眠のカギを握るのは、寝室環境とベッドの配置

起床

寝室は光、気温、素材のバランスを調整して快眠環境に

寝具の組み合わせ方の他にも、快眠には寝室環境ベッドの配置が重要とされています。
人間は平均して7、8時間程度寝るとされているので、一日の約3分の1の時間を寝室で過ごしていることになります。
長時間過ごす部屋だからこそ、睡眠に集中出来るように環境を整えて安眠できたらいいですよね。
寝室は、光、気温、素材に注目して、構成するといいといわれています。

月明り程度の光で入眠し、太陽光を浴びて起床するのが快眠の秘訣

まずは、快眠のためにどう光を調整すればいいのかという点について解説します。
入眠の際に理想とされているのは、月明り程度の明るさです。
月明り程度というとわかりづらいですが、値で示すと0.3ルクスといわれ、感覚としては室内がぼやっと何となく見渡せる程度の明るさがいいとされています。
真っ暗な環境は心理的に不安を覚え、入眠しづらくなる場合があるので、豆電球程度の明かりをつけておくのがおすすめです。

また、寝る直前にスマートフォンやパソコンを使用するのは、控えた方がいいとされています。
液晶からのブルーライトは、深い眠りに入りづらくなり、心身共に成長の妨げにもなるという研究もあるそうなので、スマートフォンやゲーム機が手放せない子供たちにも注意が必要です。

起床の際には、朝一番で太陽の光を浴びることが脳の活性化にいいとされています。
睡眠中はメラトニンという物質が分泌されていますが、太陽光により分泌がストップすることですっきり起床出来るといわれています。
人間は光を全く浴びない状態で暮らすと、時間感覚がマヒしてずれが生じます。
そうならないようにするために、朝の太陽光を浴びて体内時計をリセットしてください。

日当たりの関係上、朝の太陽光が入ってこない部屋で寝る場合は、太陽光に近い光を発する照明器具を設置するのがおすすめです。
太陽光と同程度の光が出る仕組みになっていて、自然光のような明るさで気持ちよく起きれると評判のようです。

温度・湿度は季節に合わせて調整を

次に寝室内の気温ですが、夏場はエアコンの冷房機能を26~29度に設定し、冬場は加湿器を併用してエアコンの暖房機能は16~20度に設定することが推奨されています。
快適な室内温度に関しては個人差があるため、冷房29度で暑い場合は少し設定を低くし、暖房16度で寒い場合にも少し設定を上げた方がいいかもしれませんね。
ちなみに、湿度に関しては50~60%が適切だとされています。
夏は湿気による不快感、冬は乾燥によるウイルス拡散の危険があるので、除湿アイテムや加湿器を使って上手に湿度調整してみてくださいね。

夏と冬は寝具の素材次第で、寝心地が格段にアップ

最後に寝具の素材ですが、四季に合わせた素材のベッドカバー、シーツを用意しておくことをおすすめします。
最近では夏場にぴったりの冷感シーツが流通していますし、梅雨時は湿気を吸収する除湿パッドが快眠をサポートするといわれています。
冬場はベッドカバーをボアやフランネルといった暖かい素材にすると、掛布団や毛布を重ねる必要がなくなり、重たさで不快になることもなく暖かさをキープ出来るでしょう。

他にも、寒色系の色は気持ちを落ち着かせる効果があるとされているため、ブルーやグリーンといった寒色カラーで寝具を統一するのもおすすめです。
音に関しては、時計を針の音がしないタイプやデジタル時計にすることで、チクタク音が気にならなくなり、寝入りが楽になるかと思います。

配置のコツは、頭の位置と掃除のしやすさ

寝室の環境を整えることができたら、次はベッドの配置が重要になります。
まずは、頭の位置を考慮してベッドの配置を決めましょう。

睡眠時にエアコンからの風の影響を受けやすい位置に頭があると、血行不良や冷えを引き起こす可能性があります。
エアコンの風が直接当たらない場所を選んでください。

廊下側の壁、もしくは浴室やトイレに隣接した壁に頭を近づけて寝ると、家族の歩く音や水の音が気になって眠りを妨げることがあります。
どうしても生活音が気になるような場合は、出来るだけ離れた壁のあたりに頭側を配置するようにしてください。

窓がある寝室で寝る際には、頭が窓に近づきすぎないようにしましょう。
特に冬場は窓からの冷気が寒気を引き起こし、寝不足に陥る場合があります。

頭の位置を考える際には、エアコンの風を受けない、音が気にならない、窓に隣接しない、といった点に気を付けてベッドを配置してはいかがでしょうか。

掃除がしやすいかどうかは、特に主婦の方にとっては見過ごせないポイントかと思います。
シーツやカバーを変えるといったベッドメイキングの動作に、ある程度の余裕があるかどうかを実際に試して確認してください。
頭側のヘッドボードは壁に付けて、残りの3辺は壁に付けないで配置することで、掃除しやすく動き回りやすいレイアウトになります。
クローゼットやベランダへの導線が確保されているかもチェックが必要です。
通路の幅としては50cm以上は空けましょう。
開閉することが多い扉や窓との間は、90cm以上離すのが理想的とされています。

寝具を適切に使い、寝室を改善すれば、快眠も夢じゃない!

快眠

以上、ベッドやマットレス、敷布団の関係性から、快適な寝室環境の作り方まで解説しました。
ベッドで寝る際に敷布団は必要ないというのを、初めて聞いたという方もいるかと思います。
また、マットレスの上に敷布団を重ねて寝るのが当たり前だと思っていた方も少なくないでしょう。

まずは可能な範囲で配置を変更してみたり、寝具のカバーを買い換えてみたり、一度トライしてみてはいかがでしょうか。
「快眠には高級な寝具やオーガニックな素材が不可欠」といったような単純な情報だけに惑わされず、今ある寝具の組み合わせ方や寝室環境を工夫するだけで、安眠に一歩近づけるはずです。

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