あなたは今、どんな色の敷布団カバーをお使いですか?
赤、青、黄、緑、茶、紫、ピンク、白、黒…微妙な違いまで含めると、色の数は数えきれないほど存在しています。
あらゆる色の中で、あなたはなぜ、いま使っている敷布団カバーの色を選んだのでしょうか?
インテリアの中で大きな面積を占める布団カバーの色は、寝室の印象を大きく左右するものです。
敷布団やマットレスの機能や寝心地にはこだわったものの、寝室でなんだか落ち着かないという方。
実は、不眠の原因のひとつに寝室や布団カバーの色が関係しているかもしれません。
最近は「カラーセラピー(色彩療法)」や、「色彩心理学」と言った分野も広く知られるようになってきたように、色と人の感情は密接に関係しています。
日頃、何気なく選んで使っている敷布団カバーが実は睡眠の質に影響しているかもしれません。
お気に入りのインテリアに囲まれて、リラックスできる寝室で安眠したいという方に、色にまつわる敷布団カバーの選び方についてたっぷりご紹介します!
- ★ リラックスするカギは「副交感神経」にある!
- ☆ 皮膚から色を感じる?!「ライト・トーナス値」のお話
- ★ 安眠をサポートするおすすめカラー
- ☆ 寝室には不向きなNGカラー
- ★ 「色の三要素」からイメージ通りの色を知る
- ☆ 実践!寝室のカラーコーディネート
- ★ 季節で考える敷布団カバーの色選び
- ☆ 遠近感で寝室を広く見せよう
- ★ 【まとめ】一番おすすめなのはパステルカラーの敷布団カバー
リラックスするカギは「副交感神経」にある!
人間の身体には自律神経があり、自分の意識ではコントロールできない内臓の働きや睡眠などに大きく関わっています。
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2種類があり、身体のオン・オフを切り替えるような役割を持っています。
「交感神経」というのは、アクティブに活動したり、忙しくしているときに優位になる「オン」の神経。
頭がバッチリ冴えていて、いろんなアイデアが湧きだしてくるときは、「交感神経」が優位になっています。
反対に、「副交感神経」というのはゆったりとリラックスしているときに優位になる「オフ」の神経。
森林浴をしているときや、ちょっとうとうとしているときなどは「副交感神経」が働いています。
では、眠るとき、人はどちらの神経を優位にすればより良い眠りに就けるでしょうか?
答えは「副交感神経」です。
眠るときに「副交感神経」を優位にしやすい色=安眠をサポートしやすい色なのです。
皮膚から色を感じる?!「ライト・トーナス値」のお話
みなさん、色は目で見て何色か判断するものだと思っていますよね?
もちろん、目から得る情報はかなり大きいものですが、実は人間は目を閉じていても皮膚から色の影響を感じることができるそうです。
いまから遡ることおよそ100年前。
1910年にシュタインという人が「ライト・トーナス値」を測定しました。
「ライト・トーナス値」とは、目を閉じた人に違う色の光を当てて、汗の分泌量や筋肉の緊張度を測って数値化したものです。
すると、こんな結果が出ました。(括弧内はライト・トーナス値の値)
ベージュ・パステルカラー(23)
青(24)
緑(28)
黄色(30)
オレンジ(35)
赤(42)
平常時のライト・トーナス値は23なので、ベージュやパステルカラーが最もリラックスしやすい状態と言えますね。
和室に入るとなんだか落ち着くな~って思う方も多いのではないでしょうか。
もちろん、日本人にとって和室や畳は落ち着く人が多いとは思いますが、柱や障子の木枠など、ベージュに近い色が多いからだとも考えられますね。
青、緑の数値も平常時と大きな差はなく、弛緩(リラックス)状態にあります。
反対に、最も緊張する色は赤で、ベージュやパステルカラーに比べると約2倍の数値が出ています。
実際に目で見ていなくても、身体は自然に色を感じとることができるんですね。
長い時間、寝ている間に直接触れる寝具の色は、睡眠の質にも影響しているかもしれません。
安眠をサポートするおすすめカラー
ここまで、色がリラックス効果に影響しているということをご説明してきました。
ここからは、実際に何色が敷布団カバーの色におすすめなのか、具体的に見ていきましょう。
心を落ち着かせるなら「青」
青は一般的に「冷静さ」「落ち着き」をイメージしやすい色だと言われています。
また、空や海など、自然の中にも多く存在している色でもありますね。
先ほどのライト・トーナス値でもベージュやパステルカラーに次いでリラックスしやすいという結果が出ていました。
眠る前に青い色を目にしたり、目を瞑ってからも青色の布団カバーを使うことで、自然と心が落ち着いてくるのではないでしょうか。
癒し効果が期待できる「緑」
緑は森林と同じ色なので、自然の中にいるような「癒し」の効果が期待できそうです。
また、「安らぎ」や「癒し」をイメージしやすい色でもあるので、リラックスカラーとも言われています。
青は「寒色」(寒い印象の色合い)なので、冬場の寒い季節には避けたい…という方は中性色(寒色でも暖色でもない色)の緑の敷布団カバーを選んでみるのはいかがでしょうか。
意外と睡眠と相性の良い「黄色」
元気な印象もある黄色ですが、意外と睡眠との相性は◎
黄色は「明るさ」や「希望」をイメージしやすい色と言われています。
朝、起きたときに黄色が目に入れば、楽しい1日のスタートにつながるかもしれません。
鮮やかな黄色は寝る前には気分が上がりすぎる可能性がありますので、淡い色合いのパステルカラーがおすすめです。
やわらかい印象の「ピンク」
ピンクはファンシーで可愛らしい印象のある色ですが、安らぎを感じやすい色だとも言われています。
また、ピンクのアイテムには若返りの効果も期待されているとか。
男性の方だとピンクに抵抗のある方もいるかもしれませんが、お部屋の雰囲気をやわらかくして、癒しを与えてくれそうです。
他の色とも相性ばっちり「ベージュ」
ベージュは先ほどご紹介したライト・トーナス値のお話でもあった通り、パステルカラーと並んで最もリラックスできる色のひとつです。
さらに、白い壁や、ブラウン系の床と合わせやすい色でもありますね。
布団カバーは大きいので、ベージュのようなベーシックカラーを選ぶことで、他のインテリアとの組み合わせがしやすくなるというメリットも考えられますね。
寝室には不向きなNGカラー
元気いっぱいの「赤」
赤は興奮色の一種です。
ライト・トーナス値を見ても42と最も高い緊張度を示していましたね。
赤は「活力」「情熱」「炎」「血」をイメージしやすいので、生きる活力がみなぎってきそうです。
しゃきっと仕事を頑張りたい日中には赤いアイテムは良いかもしれませんが、リラックスして安眠につなげるにはあまり向かないでしょう。
想像力をかきたてる「紫」
紫は「神秘的」「高貴」といったイメージがありますよね。
聖徳太子の冠位十二階でも紫は一番位が高く、太古の昔から紫は高貴な色というイメージがあったことが伺われます。
また、神秘的な印象の紫は、想像力をかきたてやすいとも言われています。
眠りに就く前に頭の中で空想が広がって眠れなくなる…ということもあるかもしれません。
意外と不向きな「ダークグレー」「ダークブラウン」
グレーやブラウンはベーシックカラーなのでインテリアとも合わせやすく、人気の色ではあります。
ですが、グレーはどんよりとした曇り空や、冷たく無機的なコンクリートをイメージしやすいので、無意識に気持ちが暗くなりがちかも。
また、ブラウンは自然を感じさせる色の「アースカラー」の仲間でもありますが、ダークブラウンはグレーと同じくやや気持ちを暗くさせるかもしれません。
しかし、グレーやブラウンは無難で合わせやすい色でもありますので、どうしてもグレーやブラウンを選びたい場合は、なるべくライトな色合いのものを選ぶという方法もあります。
同じ系統の色でも明るめの色、あるいは淡い色合いのものにすれば、ずいぶんと印象は和らぐでしょう。
「色の三要素」からイメージ通りの色を知る
これを読んでいるあなたは「色の三要素」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
「赤」や「青」と聞くと、絵の具やクレヨンの「赤」や「青」を無意識に思い浮かべていませんか?
少し周りを見渡してみてください。
ベージュっぽい色、くすんだ黄色、濁った緑…など、絵の具やクレヨンの色をそのまま使っても作れないような色がたくさんありませんか?
色がだんだん変化していくグラデーションを思い浮かべてみてください。
例えば、赤→オレンジのグラデーションがあったとします。
どこからどこまでが赤で、どこからどこまでがオレンジかわかるでしょうか。
はっきりとした基準なんてわからないですよね。
同じ色の仲間でも明るい色(ライトトーン)や暗い色(ダークトーン)があったり、鮮やかな色、くすんだ色などいろいろあります。
ささいなことかもしれませんが、前にも言ったように敷布団カバーは大きな面積を占めるので、寝室の印象ががらりと変わります。
思い通りの寝室のコーディネートをするためにも、「色の三要素」を知って参考にしてみてください。
色の種類を表す「色相」
「色相」とは赤・青・黄・緑などの色の種類や方向の違いのことを言います。
寝室や敷布団のカバーにおすすめな色と不向きな色のときにも少し触れましたが、それぞれの色がもたらすイメージがあります。
色のイメージは科学的な基準で判断されているものではありませんが、一般的に認識されている例としてご紹介します。
赤…情熱、暑い、炎、興奮、活動的、怒り
オレンジ…陽気、高揚、暖かい、太陽
黄…明るさ、楽しさ、希望、春らしい
緑…癒し、平和、安らぎ、自然、森林
青…冷静、爽やか、リラックス、落ち着き、空、海
紫…高貴、神秘的、情緒的、ミステリアス
ピンク…かわいらしい、やわらかい、女性らしい
ブラウン…堅実、安定、木、大地
白…清純、無垢、清潔、雪
黒…暗い、シック、闇、夜
ご紹介した例以外にも、色を見た時、あなたが感じるイメージは他にもあるかもしれません。
イメージに合う寝室にしたい!と思っている方は、敷布団カバー選びの参考にしてみてくださいね。
敷布団カバーを選ぶとき、カーテンや小物などのインテリアとの相性が気になるという方もいますよね?
色の組み合わせを考えるときには、色同士の関係性を知ることがヒントになります。
色が円状に配置された図を「色相環」と言います。
例えば黄色にとって似た色は隣にある黄みの橙と黄緑になります。
反対に、一番遠い位置にある青紫は全く似ていません。
一番遠い位置にある色を「補色」と言います。
色同士の調和を取りたいときは似た色合いを選ぶことがポイントです。
寝室の場合だと、カーテンと布団カバーのように大きな面積のものはお互いに調和しやすい色を選ぶのがおすすめですね。
反対に色を目立たせたい場合は、一番遠い色(似ていない色)を選びましょう。
寝室の場合、それぞれの色が目立ちすぎると安眠には向かない可能性がありますので、小物やファブリックのワンポイントで補色を取り入れてみましょう。
色の明るさを表す「明度」
先ほどの色相環の色以外にも、世の中にはたくさんの色があります。
同じ赤でも明るい赤、暗い赤の違いがありますね。
色の明るさを「明度」と言います。
最も明るい色は白、最も暗い色は黒です。
例えば、同じ赤系統の色でも、白が多く含まれている明度の高い赤はピンクに近い色になります。
反対に、黒が多く含まれている明度の低い赤はえんじ色に近い色になりますね。
敷布団カバーを選ぶ際、明るい色と暗い色だと、明るい色(明度の高い色)が比較的おすすめです。
グレーやブラウンの項目で少しお話ししましたが、暗い色は部屋全体の印象が重くなりがちなだけでなく、寝る前に暗い気持ちになりやすいかもしれません。
ですが、同じ色合いでも明るい色を選ぶことで、色の与えるイメージがやわらぎ、リラックスしやすい環境づくりができるかと思います。
また、暗い色よりも明るい色が多く占めているお部屋は広く見えるといった効果も期待できます。
色の鮮やかさを表す「彩度」
色には明るさによる違いがあると先ほどお伝えしました。
もうひとつ、色の違いを決定するものに「彩度」があります。
彩度は色の鮮やかさ・鈍さを表すものさしです。
数ある色の中でも白・黒・グレー(白と黒の中間色)は彩度を持たない「無彩色」と言います。
無彩色は色相(色の方向性)も持たないので、明度による変化しかありません。
無彩色以外の色を「有彩色」と言います。
有彩色のうち、最も彩度の高い色を「純色」と呼びます。
みなさんが赤や青を思い浮かべるとき、一番ポピュラーな色は純色ではないでしょうか。
彩度が低くなるにつれ、どんどん鈍く、くすんだ色になっていきます。
敷布団カバーを選ぶとき、寝室の色が鮮やかすぎるのがちょっと…という方は、彩度を下げたくすんだ色を選ぶことで落ち着いた色にまとめることができますね。
色の三要素を知ることで、さまざまな色の関係性が見えてきたでしょうか?
単に青いベッドカバーがいいなと思っていても、お部屋を広く見せたければ淡い青や水色を、落ち着いたシックなお部屋にしたければネイビーの濃い青を選ぶなど、どんな印象の部屋づくりをしたいかを考える際の参考にしてみてください。
実践!寝室のカラーコーディネート
先ほどからお話している通り、布団カバーはお部屋の印象を左右する大きなポイントです。
リラックスして眠りに就きやすい寝室にしたいなら、布団カバーの色にもこだわりたいですよね。
さて、寝室を見渡してみると、たくさんの色があることに気が付きませんか?
リラックスしたお部屋で寝たいけど、どうしたら落ち着いたお部屋にできるのか、ここからは寝室とカラーコーディネートの観点から、敷布団カバーの色の選び方を見ていきましょう。
まとまりのある部屋の色は3種類に揃えると良いと言われています。
素敵な部屋づくりの色の黄金比率をご紹介します。
ベースカラーは70%!
ベースカラーとは、お部屋の中で最も大きな面積を占める色のことです。
具体的には床・壁・天井など。
ベースカラーは新築でない限り、自分では選ぶことができない場合がほとんどかと思いますが、壁は白系、床は茶系のお部屋が多いので、他のインテリアとのコーディネートはしやすいかと思います。
ベースカラーでお部屋の70%程度の色を決めましょう。
アソートカラーは25%!
アソートカラーは別名メインカラーとも言います。
アソートカラーはベースカバーの次に多くの色をお部屋の中で占めていて、主にカーテンやラグなどの大きな面積を占める家具の色です。
特に寝室の場合、敷布団カバーのおすすめの色の項目でご紹介した落ち着く色や、リラックスする色をアソートカラーとして選ぶと良いかもしれませんね。
布団カバーについても同じく大きな面積を占めるのでアソートカラーの一部として考えると良いでしょう。
アクセントカラーは5%!
アクセントカラーはその名の通り、お部屋にアクセントをつけ、メリハリを出したいときに使う色です。
お部屋の面積のうち5%と少ないので、ランプシェードやクッションなど、個性を出したい小物で好きな色を取り入れるのもひとつの手です。
また、季節によって取り入れる小物の色を変えるだけでも部屋のイメージを変えることができます。
好きな色が敷き布団カバーにするには鮮やかすぎたり、赤やオレンジなどの興奮色だったり…そんな場合には小物で好きな色を使ってみてはどうでしょうか。
季節で考える敷布団カバーの色選び
色はわたしたちにさまざまなイメージをもたらしています。
楽しい、悲しい、明るい、暗い、活発、鎮静、安らぎ、癒し…などなど。
色のもたらすイメージには他に温度感があります。
例えば赤にはどのようなイメージがあるでしょうか。
ほとんどの方は暖かい、または暑いというイメージを持つのではないでしょうか。
暖かいイメージのある色を「暖色」と言います。
赤系、オレンジ系、黄色系は暖色にあたります。
反対に涼しい、寒いイメージの色を「寒色」と言います。
青緑や青系の色が寒色になります。
そして、暖かさも寒さも感じない色のことを「中性色」と言い、緑系や紫系は温度の変化を感じにくいとされる中性色にあたります。
リラックス効果の高いとされる青系ですが、冬に使うには寒々しすぎると感じる場合、中性色でリラックス効果も期待できそうな緑のベッドカバーを使ってみてはいかがでしょうか。
遠近感で寝室を広く見せよう
ゆったりとした寝室に憧れるものの実際はベッドを置いたら部屋がぎゅうぎゅう…なんてこともありますよね。
でも、ちょっとした視覚の効果を狙えば部屋の狭さが気にならなくなるかも。
お部屋の中でも大きな面積を占める敷布団カバーは、良くも悪くもお部屋の中で存在感を放つアイテム。
ちょっと思い浮かべてみてください。
同じ大きさの真っ白なベッドカバーと、真っ黒なベッドカバー、どちらがより圧迫感があるでしょうか?
おそらくほとんどの人が黒と答えるかと思います。
黒や、明度の低い色(=黒が多く含まれる色)はどうしてもただでさえ大きな布団カバーの存在感を主張しがちです。
また、暗い色はシックなお部屋には合わせやすいのですが、気持ちまで沈みやすくなる可能性があります。
白や、明度の高い色(=白が多く含まれる色)は、あまり圧迫感を感じにくい上、白い壁との色なじみも良さそうですよね。
真っ白のシーツは清潔感もありますが、ちょっとした汚れが目立つのでは、と思っている方には、淡いパステルカラーの敷布団カバーがおすすめですね。
色の遠近感を決めるものは明るさだけではありません。
色そのものの印象として、飛び出して見える色と、下がって見える色があります。
赤・オレンジ・黄色・黄緑は比較的、前にあるように見えやすく「進出色」と言います。
青・紫は下がっているように見えやすく「後退色」と言います。
進出色と後退色には、色の波長の長さが関係していて、波長が長い赤やオレンジは近くにあるように見え、波長が短い青や紫は遠くにあるように見えているそうです。
色の明度、進出色、後退色の特徴を知って布団カバーを選べば、寝室に遠近感を演出することができますね!
【まとめ】一番おすすめなのはパステルカラーの敷布団カバー
ここまで、色の要素を紐解きながら、安眠をサポートする敷布団カバーの選び方について考えてきました。
では、いったい何色が一番リラックス効果が感じやすいのでしょうか。
個人差もあるとは思いますが、パステルカラーの水色が敷布団カバーには一番おすすめかと思います!
パステルカラーの水色の敷布団カバーがおすすめな理由ですが…
・ライト・トーナス値によればパステルカラーはリラックスした状態を感じやすい
・青系の色は落ち着いた気持ちをイメージしやすい
・水色は空や海など自然の中にある色
・明度の高い色は部屋の圧迫感をやわらげる
という理由が挙げられます。
もちろん、好きな色は人によって違いますので、青があまり好きでない方にとってはかえって落ち着かない寝室になるかもしれません。
他の色がいいなと思っている方は、ご自分の好きな色の系統でなるべく明るめの色合いのものを選んでみるといいでしょう。
いかがでしたでしょうか。
普段、何気なく使っている布団カバーの色が、思いがけずわたしたちの眠りに関わっているかもしれません。
もしもあなたが不眠に困っているようなら、敷布団カバーの色を見直して、落ち着く寝室づくりをするチャンスかも。
マットレスや敷布団の性能だけではなく、眠る前に視覚から入ってくる色にまでこだわることが、あなたの安眠を手助けしてくれるかもしれませんよ。