おすすめできる敷布団と選び方

フローリングで敷布団 湿気から解放される方法を伝授!

2017.12.08

Pocket

ベッドより布団で寝るほうが好き。
だけど朝起きて布団を上げた時の布団ウラの湿気とフローリングにまで感じるべたつきがいつも気がかり。
このままでは布団にカビが生えてしまうのでは、と不安に思っている方、もうすでにカビが生えてしまってお困りの方、いらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは、フローリングで敷布団を使用する際に起こる湿気の原因と対策について紹介します。

フローリングと敷布団の相性がよくないこと、なんとなく気づいてますよね

日本の住宅は、生活様式の欧米化によりマンションなどの床材のほとんどがフローリングに、戸建てにおいても、和室1部屋以外はすべてフローリングになっているお宅が増えています。
それでもベッドではなく、布団を選びたくなるメリットや理由がありますよね。

 布団で寝る方が落ち着く

とにかく布団が一番、ベッドだと落ち着いて熟睡できない。
確かに、布団は可動域に制限がないので、安心して眠ることができます。

 部屋を広く使いたい

一人暮らしの方や部屋数が少ない場合、布団を上げ下げするのは手間ですが、居住空間を広くとることができます。

 子どもの安全を考えて

小さなお子さんは、睡眠中によく動くので、ベッドだと落ちる心配があります。
また、目の届くリビングに寝かせて、家事をこなすママもいます。

 寝る場所を移動できる

ベッドは、一度場所を決めたらその後簡単には動かせませんが、布団なら、自由に寝る場所をかえることができます。
例えば、寝室にエアコンがない場合でも、布団でしたら夏の暑い時期だけ寝る場所を移動することが可能です。

しかしながら、フローリングと敷布団の相性は、決して良いとはいえません。
人は睡眠中にコップ一杯分程度の汗をかくと言われていますが、それ以上に布団が湿っていると感じたことはありませんか。
布団ウラとフローリングの間に湿気がこもる原因、実はそれ、汗由来の水分と発散される熱によるものだけではないのです。
住宅構造の変化とも深く関係があります。

フローリングと敷布団の間の湿気の正体

フローリング

湿気の正体を探る前にまず、フローリングについて知っておきましょう。
現在フローリングに使用される床材の多くは合板フローリングです。
合板フローリングは、薄く切った板を接着剤で張り合わせた合板の表面に、薄い天然木を化粧材として張り合わせてできています。
天然木ではなく、木目がプリントされている薄いシートを張り付けている場合もあります。
その上からコーティング加工をほどこしているため、フローリングに吸湿性はほとんどありません。
この点で、吸放湿性に優れた「い草」を原料とした畳とは大きく異なります。

一方で敷布団の素材も、天然素材の綿や羊毛に、繊維自体には吸湿性のないポリエステルを混紡させたものが広く出回っています。

睡眠中にかいた汗と熱は、布団の中に湿気としてこもり、やがて底面に到達します。
床材が畳である場合は、吸湿性に優れた「い草」がその水分を吸収してくれました。
しかし、吸湿性のないフローリングの場合、水分の行き場がないため布団の底に湿気がたまったままです。
夏の暑い時期は普段の倍以上になるという汗で、梅雨時期は湿度の高さで、布団ウラにはさらに多くの湿気がこもることになります。

湿気の正体はこれだけではありません。
水分を含み温められた布団の中の空気と、フローリングの冷たい空気。
この温度差が、「結露」という形であらわれます。
フローリングにも敷布団にも吸湿性が乏しいため、そのまま水滴となってしまうのです。

冬場のフローリングと敷布団の温度差はさらに大きくなります。
「フローリングの床は冬冷たい」と言われるのはなぜでしょう。
底冷えだけが原因ではありません。畳と比較して考えてみましょう。
畳の材料のい草の断面は、ハニカム(ハチの巣)構造になっており、そこに水分を吸収したり、温かい空気を閉じ込めたりしています。
一方、合板のフローリングは薄い木の板でできているため、暖められた部屋の空気を閉じ込めておくことができません。
これが、フローリングが特別冷たいと感じる理由です。
冷たいままのフローリングと、睡眠中に温まった布団との間に激しい温度差が生じ、「結露」もひどくなるのです。

汗由来の水分+空気中の湿気+結露。
これがフローリングと敷布団の間の湿気の正体です。

布団がカビやダニの温床に

現代の高気密な住宅では、窓を開けて換気をしないと湿気が逃げづらくなっています。
温度を一定に保ってくれるのはありがたいですが、気密性が高いため、布団にこもった湿気がいつまでも発散せず、ジメジメのままになります。
また、共働きのご家庭が増え、日中に換気できず閉め切りになっていることで、湿気は気密性の高い家にこもったまま。
湿度が高いのは梅雨時や夏場だけではありません。
空気が乾燥する冬でも、暖房や加湿器をフル稼働させていませんか。
温かいジメジメは、まさにカビやダニが好む環境です。

カビの発生、繁殖には、温度・湿度・栄養・酸素の4つの条件が必要です。
25℃前後、湿度70%以上の所で活発に活動するので、温かく湿った布団、結露を起こしたフローリングをそのままにしておくと、カビが発生してしまいます。
布団についた皮脂・ほこり・髪の毛を栄養源として根をはらせてしまっては大変です。
また、カビが繁殖する環境は、ダニも繁殖しやすい環境です。

カビやダニが繁殖した布団で寝ていると、喘息、気管支炎、アトピー性皮膚炎など、様々なアレルギー症状を起こす場合があります。

フローリング床で眠るためには、除湿がカギ

湿度計

吸湿性のない床材、気密性の高い住宅、カビやダニの繁殖。
いまお話した環境の下で、フローリングに布団を敷いて気持ちよく眠るためには、湿度のコントロールがカギであることはお分かりいただけるでしょう。
そこで、実際の湿度のコントロール方法、湿気対策をご紹介します。

 天日干しする

布団内の水分を蒸発させるには、お日様の力を借りるのが一番です。
また紫外線には殺菌効果もあります。
10時~14時の間の1~2時間でも十分ですので、天日干ししましょう。
その際、湿気を多く含んだ裏面から干し、途中で表面に返して両面に日光を当てます。
死滅したダニの死骸でアレルギーを起こす場合もあるので、アレルギーのある方は、干した後に掃除機をかける必要があります。

一週間に1~2度干すことが理想ですが、それがかなわない時でも布団は毎日上げて、壁にたてかけておくだけでも湿気の発散になります。
窓を開けて室内の換気にも努めましょう。

 布団乾燥機をかける

花粉症などアレルギーのある方や、マンションの高層階にお住まいで布団を干せる環境にない方には、布団乾燥機が役立ちます。
稼働時間の長さや、電気代が気になりますが、定期的に使用して湿気とダニを追い払いたいところです。

 除湿シートを敷く

ここからは、睡眠時にできる湿気対策になります。
除湿シートは、比較的安価で場所も取らず、一番導入しやすい睡眠時の湿気対策だと思います。
敷布団とフローリングの間に敷いて使用します。
安価とはいえ価格差があり、選ぶのに迷ってしまうかもしれません。
敷布団を毎日上げることを考えると、高い吸湿性能を求めるよりも、ほどよい吸湿力があり天日干しや洗濯ができ、速乾性に優れたものを選ぶのがよいでしょう。

 すのこを敷く

すのこを敷くことで、敷布団とフローリングの間に空間を作り、風通しをよくします。
布団の収納スペースがない場合に折りたためるすのこを選ぶと、部屋の広さを保てる上、部屋の中で布団を干している状態にもなります。この時、湿気のこもった布団の裏面と表面を反対にして干しておくと、効果的です。

 ござを敷く

畳と同じい草でできているので、吸湿性があります。
そのまま敷きっぱなしにしておくと吸湿力も下がってしまいますし、裏がウレタン素材でできているものもあるので、布団と同様、定期的に干す必要があります。

 置き畳・コルクマットを敷く

置き畳・コルクマットは湿気対策だけでなく、厚みがあるので、フローリングの冷え対策にも効力を発揮します。
一方で場所もとり、生活空間を大きく変えてしまうことが難点です。
生活空間を変えたとしても、それ以上の付加価値があるご家庭(例えば、クッション性の高い床で、よちよち歩きのお子さんの安全を確保したいご家庭や、畳の部屋がない高齢者のご家庭)の居住空間として、取り入れるのが良いかと思います。
こちらも定期的にたてかけたり、コルクマットをはずして通気させる必要があります。

フローリングと相性の良い布団を考える

お手持ちの布団でできる6つの湿気対策を紹介してきました。
もし布団の買い替えを検討しているなら、フローリングと相性の良い布団を選びましょう。
・通気性がよい
・カビやダニを繁殖させない
・保温性があり、冬場に底冷えを感じない
これら全てを網羅している、くじめ屋オリジナルの「すごい敷布団」をご紹介します。

 通気性の高い中芯

こちらの敷布団に使用されている中芯は、大手化学繊維メーカー「東洋紡」が開発した「三次元スプリング構造体ブレスエアー®」。
この三次元スプリング構造体ブレスエアー®は96%が空気層でできているため、通気性に大変優れていて、敷布団の中に湿気をこもらせません。

 天然由来繊維の表地

側生地は、表地と裏地でちがう素材が使われています。
表地に使用されているのはテンセル。
木材を特殊な溶剤で溶かして作られた天然由来の再生繊維で、吸湿性に優れています。
シルクのような肌触りで、敏感肌の方も安心です。

 保温性の高い裏地

床と接する裏地には、ハニカムメッシュ生地を使用。
ハニカム構造で断熱性に優れているので、暖かさの維持が可能で、寒い季節の「底冷え」を防ぐことができます。
ブレスエアーに高い弾力性があるので、床に直接敷いても底つき感がありません。
除湿シート付きなので、湿気対策もバッチリです。

 カビやダニもシャットアウト

中芯のブレスエアーはほこりが出にくいので、カビやダニの温床になりにくいことに加え、この布団、なんと丸洗いできるんです。洗っても高い弾力性は保ったまま、清潔な布団で眠ることができます。

湿気と上手につきあうことで、心地よい睡眠を

フローリング床で布団を使用する時は、湿度と上手につきあい、定期的にお手入れする必要があることがお分かりいただけたでしょうか。
みなさんのライフスタイルに合わせた湿度対策と寝具選びで、睡眠環境を心地よいものにしましょう。

Pocket