おすすめできる敷布団と選び方

毛布の効果的な使い方って?敷布団との相性もご紹介します

2017.12.31

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寒い時期に外気が冷えれば冷えるほど、暖かい布団が恋しくなります。

掛け布団にプラスして、毛布を重ねて使っている方も多いのではないでしょうか。
毛布は布団の上にしていますか、それとも下にしていますか。
さらには、より暖かく眠るために敷布団の上に毛布を敷いて寝る方法もあるのだとか。
意外と知らない、毛布と寝心地の関係について考えてみました。

掛け布団の素材で毛布の上下が変わる

毛布

あなたはどんな掛け布団を使っていますか。
掛け布団の素材によって、毛布の効果的な位置は変わります。
まず冬に大活躍する羽毛布団の場合は、毛布は掛け布団の上にかけます。
羽毛布団とは、縫い合わせて布の中に鳥の羽を入れたもののことです。

羽毛の掛け布団を使うなら毛布は上にかける

羽毛は暖かいと膨らんで、より保温機能を高めるという性質を持っています。
ですから、体温で暖められることによって、より大きな保温性を発揮してくれるのです。
体と羽毛布団の間に毛布があると、体温が毛布によってさえぎられ、羽毛が十分にふくらむことができません。
羽毛布団が体にダイレクトに触れるよう掛け布団を下にして、その上に毛布をかけるのがベストです。

掛け布団の素材が綿やポリエステルなら毛布は下に

掛け布団の素材が綿、それからポリエステルなど合成繊維の場合はどうでしょうか。
綿素材は水分を多く含むため暖まりにくく、体に直接触れさせるメリットはあまりないといえます。
むしろ、ひんやりした感触があり、より寒く感じられてしまいます。
保温性を高めるため、また肌に触れる感触を暖かいものにするためにも、羽毛布団以外の布団を使う場合は、掛け布団の下に毛布をかけたほうがいいでしょう。

敷布団に毛布をプラスにすることで保温効果がアップ

暖かく快適に眠るために毛布を使う場合、掛け布団の上にかけるのかそれとも下にかけるのかで迷ってしまうことがほとんどです。
でも実は、敷布団に毛布をプラスするという使い方もできるんですよ。
毛布はかけるだけではなく、下に敷いて使うことでより保温性を高めることができるからです。

毛布を下に敷くと、より保温性が高まるのはどうしてでしょうか。
それは、体から出る熱を下に敷いた毛布が受け止めてくれるからです。
毛布を敷布団にプラスすることよって、さらに高い保温効果が得られるということです。
寝ている間に体から放出される熱を下から受け止めてくれ、体がポカポカし、ぐっすり眠ることができます。

これだけでも十分暖かいのですが、本格的な冬が来ると寒くて真夜中に目が覚める方がいるかもしれません。
その場合は敷布団に毛布を敷き、さらに羽毛掛布団の上にもう一枚毛布をかけるのです。

羽毛の掛け布団にかぶせるように「フタ」をしてくるめば、熱が上に逃げるのを防ぐことも可能となります。
敷布団にも掛け布団にもダブルで毛布を使えば、より暖かく朝まで快適に眠ることができるというわけです。

さまざまな毛布の種類や素材とその使い方

毛布

一口に毛布といってもいろいろな種類があり、種類によって使うシーンも異なってきます。
そもそも毛布とは、羊毛などを厚く織ったり編んだりして、起毛などの処理を施した製品のことです。
織り方によってもいくつかの種類に分類されます。

1.織り毛布…伝統的な織り方で、毛布の代表格とも言えるウール毛布など。
細い縦糸と太い横糸を使って二重に織ったものを起毛します。
ジャガード機によって織られた美しい模様が特徴。ウール(羊毛)、アクリル、綿などの素材がある。

2.タフト毛布…タフティング機という特殊な機械で、基布にアクリルパイル糸を植えつけ、それを起毛した毛布。
縦糸の代りに綿布が芯地となっており、軽くて暖かい。
災害用などにも用いられている、リーズナブルな毛布。

3.マイヤー毛布…ドイツ製のカールマイヤー編機により編みこまれた毛布。
毛足が長く肌触りのよい毛布。

織り方のほか、アクリル毛布やポリエステル毛布などの合成繊維を使った毛布、純毛毛布や綿毛布、シルク毛布など天然素材を使った毛布に分類されます。
どの毛布がどの使い方に合っているのか、細かくみていきましょう。

羽毛布団の上に掛ける場合は軽い毛布がいい

まず最初にご紹介した、羽毛布団の上に重ねて使う場合の素材についてです。
繰り返しになりますが、羽毛布団は体温で暖められることによってより高い保温効果を発揮します。
ですので、羽毛布団と毛布をセットで使う場合は、羽毛布団の上に毛布を重ねます。
その場合、厚みがあって重すぎる毛布を使うと掛け布団がつぶされてしまい、羽毛布団に空気の層ができずに保温性が落ちてしまいます。
ですから、軽い毛布がベストです。

熱を逃がし軽いのが合成繊維の毛布

熱を逃がしにくい特性を持ったアクリルやポリエステル、マイクロファイバーといった合成繊維の毛布なら、さらにいいでしょう。
合成繊維はしわになりににくく、お手入れも楽です。
吸湿性がほとんどないので、肌に直接かけるとむれてしまいますが、羽毛布団の上からなら布団が蓄えた熱を逃がさない「ふた」の役割を果たしてくれます。

合成繊維の毛布はその製法から、二枚合わせのマイヤー毛布と一枚(一重)のニューマイヤー毛布の二種類に分かれます。
ある程度重量感があるのがマイヤー毛布、より軽い掛け心地のものがニューマイヤー毛布となります。

同じ合成繊維でも、アクリルよりはポリエステルの方が少し軽い掛け心地となっています。

ポリエステル素材で超極細繊維織りのされたマイクロファイバーやフリース素材の毛布は、軽くて値段もお手ごろです。
合成繊維の毛布はさまざまな種類がありますから、実際の掛け心地の好みや予算に応じて選ぶといいですよ。

綿素材やポリエステルなどの掛布団を使う場合は天然素材が◎

掛け布団に羽毛布団を使う場合、人の体の熱を保温するメリットから毛布は掛け布団の上がベストでした。
しかしそれ以外の素材、例えば綿の掛け布団は吸湿性があり、水分を多く含むため、温まりにくいのでしたね。
掛け布団を体に直接触れさせるメリットがあまりないからこそ、毛布の出番となります。

特に保温性の高いウール、カシミヤ、キャメル、シルク、アルパカなどの天然素材の毛布は、肌に直接かけて使うのにお勧めの毛布です。
ウールやカシミヤ、シルクなどの動物性繊維は、蒸れることがなく熱を蓄える特性があります。
つまり高い吸湿性と蓄熱性を兼ね備えた素材といえます。
肌に直接掛けても湿気がこもらず、暖かく快適に眠ることが可能となります。

敷布団に毛布を敷く場合はシルク素材がベスト

それでは敷布団上に毛布をプラスする使い方、つまり体の下に毛布を用いる場合にはどんな毛布がいいのでしょうか。
毛布を体の下に敷くと、体から放出される熱を下から受け止める効果が期待できます。
ですから、より保温性の高いシルクの毛布がお勧めです。

シルクは、細かい繊維と繊維のすき間にたくさんの空気を含むことができます。
この空気の層が断熱の役目を果たし、高い保温効果が期待できます。
この空気層は通気性にも優れている証拠であり、暖かいのに熱がこもりにくいのです。
またシルク毛布のいいところといえば、何といってもその風合いです。
肌に優しく、ホコリも出にくいのでアレルギーが心配な方も安心して使えます。

毛布を下に敷く場合、一番お勧めなのはシルク毛布ですが、代わりに使うとするならば綿やウールなどの天然繊維の毛布にしましょう。
合成繊維は、通気性や吸湿性に欠けるので、下に敷くことで蒸れが生じてしまいます。

水分が逆に体温を下げてしまいますから、かえって冷える結果になります。
また毛布を下に敷く場合、敷布団に折り込んでおきましょう。
きちんと折り込んでさえおけば、寝ている間もずれることはありません。

とても寒がりな人は毛布をダブルで使おう

さらに寒がりな方におすすめなのが、体を毛布で挟み込む使い方です。
つまり、毛布のダブル使いです。
まず、敷布団の上に毛布を敷きます。
次に、掛け布団の下にも毛布を使用するんです。
すると、毛布2枚の間に体がサンドイッチされるようになりますよね。
背中から逃げやすい熱は下に敷いた毛布で受け止め、その上布団の中の毛布で熱を閉じ込めますから、ぬくぬくとした暖かさを感じることができますよ。

敷布団に毛布を敷く場合はシルク素材がベスト

毛布のダブル使いにおすすめなのが綿の毛布です。
綿はほどよい通気性があり、吸湿性も抜群です。
肌触りも優しいので、肌が弱い方にも安心な素材です。
洗濯も気軽にできますから、取り扱いやすいという利点もあります。

難点は、保温性に欠けることです。
汗を吸うので、その湿気で保温性が失われ、体が冷えてしまいます。
綿素材とアクリルなどの混紡の毛布なら、アクリルの保温性もプラスされますから、綿だけの素材よりずいぶん暖かいでしょう。

合成繊維素材の寝具と天然素材の寝具を組み合わせる

天然素材の毛布の保温性や、風合いを好まれる方も多いと思います。
しかし最近の毛布は、さまざまな技術や技法を凝らして作られており、合成繊維素材の毛布にも優秀な商品が少なくありません。
天然繊維に負けない肌触りや暖かさを持った毛布も多く、機能的でお手入れもしやすい商品も増えてきています。

それぞれ違う特性を持っている天然繊維の毛布・布団と合成繊維の毛布・布団を組み合わせて使使うのもいいでしょう。
その場合は、天然繊維のウールと合成繊維のフリースといった組み合わせには注意が必要です。
静電気がおきやすい組み合わせなので、なるべく避けるようにしましょう。

自分の使っている掛け布団や敷布団の素材を確認し、どのような使い方をすればより暖かいのか、朝までぐっすりと眠ることができるのかをもう一度見直してみましょう。
より効果的な使い方をすることで、寒さで目を覚ますこともなくなります。
またこれを機に、今お持ちの毛布とは違う素材の毛布の購入を検討してみてもいいかもしれないですね。

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