おすすめできる敷布団と選び方

後悔しない敷布団の選び方、基本的なところから考えてみよう

2017.12.19

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敷布団を選ぶとき、あまりにたくさんの種類があって「どう選べばいいの?」と悩んだ経験はないでしょうか。

掛布団に比べて、敷布団はなんだか商品の種類が多いですよね。
素材の違いに厚みの違い、弾力性の違いに反発力の違い、もちろん値段の違いもあって
とにかく考えることがたくさんあります。
半ばヤケになって、
「もう寝られればなんでもいい!」
なんて適当に選ぶと、後で後悔するかも。

後悔しない敷布団を選ぶには、どうしたらいいのでしょうか。

敷布団の役割は、心地よい眠りを作ること

心地よい眠り

敷布団は、私たちの体に直接的な影響を与えます。
それは、敷布団が睡眠中の無防備な体をそのまま受け止める道具だから。

朝起きたとき背中や腰が痛かったり、良く寝たはずなのに疲れが取れていなかったり、そんな時は、使う人の体に敷布団が合っていないのかもしれません。
そのまま使い続けると、慢性的な肩こりや腰痛の原因になったり、良質な睡眠が得られない為に、体に必要なホルモンの分泌が滞ったりしてしまいます。

最近では、寝不足が積み重なることで認知症や糖尿病を引き起こすとも言われ、良質な睡眠の大切さが改めて見直されています。
つまり敷布団の役割は、ただ寝られればいい、それだけでは不十分なのです。
体のどこにも痛みを感じることなく、心地よく眠れて、爽やかに目覚められること。
それが良質な睡眠にも繋がっているはず。
まずは心地よい眠りを作ること、敷布団の役割はここに集約されます。

寝心地の良さは、敷布団の感触と体を支える働きで考える

では私たちが心地よいと感じる敷布団はどんなものでしょうか。

夏ならサラッと自然な肌ざわり、冬ならふんわり優しい暖かさが嬉しいですよね。
こうした敷布団の感触に大きく関係するのが、温度と湿度です。
このバランスが崩れると寝つきが悪くなったり、寝苦しかったりしてよく眠れず、心地よさからは遠ざかってしまいます。

また、しばらく使い続けてようやく分かる心地よさもあります。
主に敷布団の体を支える働きの部分です。

寝返りが打ちやすい、床や畳に直接当たっているような底つき感がない、どこにも痛みを感じない、一日の疲れがしっかりとれて気持ちよく目が覚めた、そんな朝が続くと
「この敷布団、寝心地いい!」
と実感します。

ただ残念なことに、どちらの心地よさも商品を見ただけではよくわかりません。
では心地よい敷布団かどうか、店頭やネットでどうやって判断すればいいのでしょうか。
心地よさの秘密に迫ってみましょう。

心地よさの秘密1 寝床内環境を心地よく保つ

目覚める女の人

掛布団と敷布団で囲まれた空間、つまり布団の中のことを寝床内環境といいますが、この寝床内環境には、実は心地よいと感じる温度と湿度があります。
温度は体温より少し低めの32~34°C、湿度は50%前後が快適とされています。
つまり布団の中の心地よさを保つには、快適な温度と湿度になるように調節する機能が必要なのです。

通常、夜になると体が熱を作り出す量は減っていき、明け方の午前5時頃に体温は最も低くなります。
夜が更けるにしたがって寝室の気温も下がるので、体温の自然な低下と室内の冷気で布団の中が冷えすぎないようにしなければなりません。
ここで必要な機能は保温性です。

また布団の中の蒸れを防ぐ為には吸湿性も必要です。
睡眠中は体温調整の為に、冬でもコップ一杯程度の汗をかきます。
夏はもっと汗をかくので、吸湿性がないと蒸れて実際の温度以上に暑く感じてしまいます。

さらに汗で敷布団の表面をべたつかないようにする吸水性と、吸い取った水分を空気中へ発散させる放湿性が良ければ、心地よい感触を長く保つことができます。

こうした敷布団の感触に関わる心地よさは、主に素材で見極めます。
ここでは代表的な3種類、木綿・羊毛・ポリエステルについて考えてみましょう。

木綿の敷布団は重さに注意

木綿の敷布団は保温性と吸水性に優れているのが特徴です。
木綿の繊維は、中が空洞になっている上に自然な捻じれがあるので空気をたくさん含んで温かく、汗をかいてもしっかり吸収してサラッとした感触で眠れます。

ただ吸い取った水分を自然に発散させる放湿性には欠けるので、湿気をため込まないうちに乾燥させる必要があります。
乾燥させれば繊維が縮んで元のように空気を含み、ふんわり温かい敷布団に戻ります。
天日干しをした後の心地よさは何とも言えない幸せな感触ですよね。

木綿の敷布団は、中の木綿わたをたくさん入れるほど保温性が増して温かく、クッション性も上がるので寝心地がよくなります。
でも厚みが増えた分だけ重さも増すので、毎日の布団の上げ下ろしや天日干しが無理なくできるかどうか、寝心地とともに扱いやすさを確認することが大切です。

羊毛敷布団は敷パッドで活躍

羊毛の敷布団は、保温性、吸水性とともに放湿性にも優れているのが大きな特徴です。

羊毛の繊維は縮れたようならせん構造になっており、ここに空気を含み温かく保ちます。
さらにウロコ状の表面が吸水性と放湿性を兼ね備え、しかも水分を含むと発熱する吸湿発熱の性質があるので、湿気を含んでもじっとり冷たくなるのではなく逆に温かくなります。

羊毛はその構造から弾力性にも富んでいるのですが、このウロコ状の表面がお互いに絡み合うと縮んでしまうという欠点があるので、羊毛100%の敷布団は2~3cm厚さのものが一般的です。

敷布団として1枚で使うには薄いので、羊毛の特徴を活かした敷パッドとして使います。
どうしても1枚で使いたい場合は、ポリエステルと混合した羊毛混敷布団もありますが、羊毛の比率によっては特徴が変わってしまうので注意が必要です。

ポリエステルは軽さで勝負

ポリエステルは石油を原料とする合成繊維で、かさがあっても軽いのが特徴です。
工場で大量生産できるので手軽な価格で購入でき、さらに生産時に繊維そのものに抗菌加工や防ダニ加工を施すこともできます。

短所は吸水性に欠けること。
汗をかいても繊維の構造上、水分を吸収できないので蒸れやすいのが欠点です。
保温性においても、やはり天然繊維には劣ります。
ただそれを上回る勢いで軽さが必要な場合もありますよね。

そんなときは合わせ技です。
吸水性に優れた素材のシーツやカバー、敷パッドと一緒に使いましょう。
お互いの長所を上手に活かせば、必要な機能を手に入れることができます。

心地よさの秘密2 底付き感は厚みと弾力で変わる

眠る女の人

底つき感とは、敷布団を通過して床や畳に体が直に当たっているような感触を言います。
体の重みに対して敷布団が薄かったり、軟らかすぎたりすると感じます。
底つき感のある部分は、圧迫されて痛みに繋がるので、敷布団の厚みや弾力も慎重に選びましょう。

心地よい厚みや弾力は、使う人の体格が大きく関係します。
身長や体重だけでなく骨格や筋肉の付き方によっても、必要な厚さ、硬さは違います。
一般的には、ほっそりした体格の方は硬すぎると寝にくいので、下に敷くもので硬さや厚みを調整できるような2枚使いもいいですね。

心地よさの秘密3 体圧を分散して寝起きすっきり

敷布団を探していると、必ず見かけるのが体圧分散という言葉。
つまり体にかかる圧力を均等に分散させることです。
人の体はS字型に湾曲しているので、仰向けに横たわると体の出っ張った部分、主に肩甲骨やお尻の辺りに圧力が集中します。

そのままでは血液やリンパの流れが悪くなったり、体の重みで背中や腰が痛くなったりするので、体は無意識のうちに本来必要な回数以上の寝返りを繰り返してしまいます。
するとしっかり熟睡できず、翌日に疲労感が残ります。
また、うまく寝返りが打てないと背中や腰の痛みに繋がるので、寝返りの打ちやすさも重要です。
体圧分散にはいくつか方法があるので、一つずつ見ていきましょう。

軟らかい低反発素材

まずは低反発素材。包み込まれるような寝心地の軟らかい素材を、体の湾曲にフィットさせることで圧力を分散させます。
寝返りをしなくても血流を阻害しないとされており、健康上の問題で寝返りが難しい場合には良い素材ですが、体に密着するので湿気に注意が必要です。
また、腰が沈み込むほど軟らかいものは正しい寝姿が取れないのでおすすめできません。

硬めの高反発素材

対極にあるのが高反発素材です。
こちらは反発力のある素材を活かして、体の重みで沈む部分を、反発力で逆に下から押し上げるようにして寝返りを打ちやすくし、体圧を分散します。
一般に硬いものが多いので、筋肉や脂肪の少ない人には硬すぎることもあるようです。

波型加工のプロファイルウレタン

ウレタンの表面に波のようなデコボコの加工を施して、体に接触する部分を面ではなく点にすることで血流を確保し、体圧を分散して支えます。
他の素材に比べて軽いのが特徴ですが、ウレタンは蒸れやすいので湿気対策が重要です。

体を支える働きから心地よさを考えると、使う人の体格に合わせた厚みや弾力があって底付き感がなく寝返りがしやすいこと、さらに体圧を分散できること、この2点が特に重要です。

心地よく眠り、笑って「おはよう」と言える敷布団を選ぼう

後悔しない敷布団選びを、素材の性質と機能の面から考えてみました。
どちらも使う人の体質や体格が敷布団選びの基準になっている、ということがお伝えできたでしょうか。

さらに、湿気の溜まりやすい敷布団は日常的な手入れも欠かせない要素です。
大きくて重い敷布団は、女性や年配の方などにとっては扱いにくいことも多いのではないでしょうか。
後悔しない敷布団の選び方としては、心地よさを長く保つ為の扱いやすさも大切です。

例えばくじめ屋の「超軽量体圧分散三層敷き布団」は軽さと寝心地を両立するために、中芯に厚さ50mmの超軽量プロファイルウレタンを使っており、しっかり体圧を分散。
しかも防ダニ加工を施したテイジン マイティトップ2を中芯の周りにふんわり巻いた三層構造で約10cmもの厚みを実現しました。
なのに重さは、弊社従来品の約40%に当たる2,4kgと持ち運びラクラク、気になる湿気も綿100%の側生地でしっかり吸収して肌触り爽やかです。
敷布団の重さでお悩みの方に、おすすめの敷布団です。

心地よく眠って爽やかに目覚め、笑って「おはよう」と言えるように、使う人にとって何が大切なのかを見極め、後悔しない敷布団を選んで下さい。

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