睡眠は、生きていく上で必ずなくてはならないもの
「睡眠」は人間の3大欲求のひとつです。
生きていくうえで、ごく自然で当たり前のこと。
そんな睡眠に、人生の1/3を費やしているんです。
睡眠時間の長さは人それぞれ違いますが、
睡眠をとらない人間はいません。
人間は眠らずに生きていくことはできないんです。
「時間がないから」
「忙しいから」
「夜ふかしが習慣になっている」
そんな理由で睡眠時間をないがしろにしていませんか?
人間にとって睡眠がいかに重要なものなのか、
からだへの影響を交えてご説明していきます。
睡眠がからだに与える影響
睡眠をとらないで活動を続けると、日中に眠くなってしまったり
からだのだるさを感じてしまうことも。
集中力だってどんどん低下していきます。
本来睡眠をとることで得られる、
・免疫機能の向上
・心身の疲労回復
もともと人間のからだに備わっている力を充分に発揮できず、
生活習慣病のリスクが高くなってしまうんです…。
からだにいい影響を与えるには、
正しく睡眠をとることが大切です。
成長を促す
睡眠は人間の成長を促すためには
必要不可欠です。
昔から「寝る子は育つ」といいますが、
これには成長ホルモンが関係しています。
成長ホルモンは深く眠っているあいだに
多く分泌されます。
この成長ホルモンは、
・からだの成長
・修復
・疲労回復
主にこのような役割を担っています。
成長期の子どもの睡眠時間が足りていないと、
成長ホルモンの分泌量が減ってしまい、からだの成長を妨げてしまうことに…。
子どもの方が大人よりも長い時間眠っていますよね?
睡眠時間の目安は、赤ちゃんで10〜18時間、幼児で12〜14時間、
18歳以下で8.5〜13時間ほど必要だと考えられています。
大人やシニアだと7〜9時間ほどの睡眠が適切です。
つまり、子どもは長い時間を睡眠に充てて、からだの成長を促してるんです。
もちろん大人にも必要不可欠な睡眠ですが、
子どもにとって、成長するためのとても大切な時間なんです。
成長期の子どもがしっかり眠れるように、まわりの大人が
良質な睡眠をとれる環境を作ってあげられたらいいですね◎
傷を治癒する
人間のからだには自然治癒力が備わっています。
睡眠をとることによって、からだの新陳代謝が促されます。
からだに必要な細胞が補われ、健康な状態に保とうとするのが自然治癒力です。
しっかり睡眠をとれば自然治癒力が高まって、
傷ついたからだの修復を進めていきます。
また、睡眠はからだの傷だけではなく、
こころの傷を癒す役割もあります。
睡眠をとることがストレスの解消につながり、
こころを落ち着けてくれるんです。
例えば…
「悩んでいることがあったけど、
一晩寝たらすっきりした」
「くよくよしていたけど、寝たら忘れてしまった」
このような経験は、きっと多くの方がされているのではないでしょうか?
心身ともに健康でいられるように、毎日の睡眠が大きく役立っているんですね◎
肌の新陳代謝を高める
睡眠不足が続いたとき…
「今日はなんだか化粧がのらないな」
「最近、肌荒れが気になる」
そんな風に、肌への影響を
感じたことはありませんか?
睡眠で促される自然治癒力は、当然肌の状態にも影響します。
肌は、約4週間かけて古いものから新しいものへと入れ替わります。
新しく生まれた細胞が少しずつ時間をかけて外側へ押し上げられ、
やがてそれが肌の表面となり、肌としての役目を終えると剥がれ落ちます。
この流れを、肌の「ターンオーバー」といいます。
そうやって、細胞が入れ替わるまでの新陳代謝能力を高めてくれるのが
「睡眠」というわけなんです。
睡眠時間が足りていないと、新陳代謝を促す力が弱まってしまうため
肌にまで影響を及ぼすことに…。
特に女性だと、肌の状態が優れないときは辛いですよね。
化粧のノリが悪いと、その日はずっと気分が落ち込んでしまいますし、
肌荒れ対策をしていても、状態が悪い日があると悲しいものです。
肌荒れが気になっている方…睡眠時間は足りていますか?
もし睡眠不足が続いているなら、自然治癒力を信じて
まずはしっかり睡眠をとることから始めて下さいね◎
脳を整理整頓する
しっかり睡眠をとったときは、
すっきりと目覚められますよね。
この「すっきり」とは、
頭のなかが整理できている状態です。
睡眠をとらないでいると、頭のなかの
整理が行き届かなくなってしまいます。
睡眠不足のときは、勉強や仕事が思うようにはかどりませんよね?
なにか頭を使って考えたいことがあっても、頭のなかが整理しきれていないと
答えを出すのに時間がかかってしまいます。
睡眠不足のときに絞り出したアイデアが、
後から振り返ったときに使えない内容だった…なんてことも。
つまり「頭が冴えていない状態」なんです。
人間は睡眠中に脳を休めています。
それが、睡眠不足の場合だとしっかり脳が休まらず、疲れている状態に…。
脳が疲れていると、記憶力が鈍くなります。
ものを覚えられない状態だと、勉強も仕事もはかどらなくて当然ですよね。
記憶力を最大限に活用するには、脳を休める時間が必要です。
しっかりと睡眠をとって、すっきりした状態にしてから
記憶を蓄えていきましょう◎
“適度によく寝る”ことこそ大切なこと
睡眠が人間にとっていかに重要なものなのか、お分りいただけましたか?
若いうちはからだに無理がきくため、
「少しくらい眠くても平気」
「睡眠不足だけど、仕事や遊ぶ時間を優先したい」
こんな風に思って睡眠時間を削ってしまっていることがあると思います。
そのときの無理が祟って、からだに不調をきたしてから後悔するのでは遅いです。
大人で7〜9時間の睡眠がとれていないなら、
睡眠時間が足りていないことが考えられます。
「オススメできる敷布団」は、適切な睡眠時間をとって
いい状態のからだを維持していくことが大切だと考えています。
忙しいなかで「しっかり睡眠をとる」というのは大変かもしれませんが、
睡眠不足が続いている方は特に、からだのことを考えて
少しでも休める時間を作ってくださいね。